岩波 敦子
長年勤めてきた化学品メーカーを退職し、軽井沢に越してきたのが2005年。
現在は、姉御肌のふき(メス8歳)、弟キャラのしんしん(オス8歳)、夫の4人家族で暮らしています。
2匹は、交通事故で動物病院に保護されていたところを、2009年に家族に迎えました。
結婚してから初めて一緒に暮らす猫たちでした。
私たち夫婦は、彼らにハマりまくりました。
猫のことをもっと知りたいと本を読んだり、何かしたいと動物愛護団体を訪ねたり。
そんなとき、たまたま見かけたのが「猫の森」のHPでした。
ここで初めて、キャットシッターのパイオニアである南里秀子さんを知ったのです。
やがて、2011年6月猫の森ワークショップ 「猫塾365訓」に初参加。
365のことばから生まれるさまざまなこと。
自分に巡ってきたことばに対し、感じたままを話す。
時には脱線したり暴走(妄想?)したり。まるで大喜利をやっているかのよう。
猫の森の猫たちが見守るなか、和気あいあい、猫仲間もでき、いつも笑顔で「またね」。
それが楽しくて、軽井沢から東京に通うこと月2回。
そしてある秋の日、突如KinKi Kidsに出会うのです。
たまたま「猫塾365訓」がお休みの月、隙間を埋めるように。
洋楽しか聴いてこなかった私が、なんで?と自分でも不思議でした。
でも彼らの歌が妙に「猫塾365訓」とシンクロしたのです。
目に見えないものの大切さ。
今を一生懸命生きること。
彼らの真摯な姿が、わたしの背中を押してくれました。
そうだ、キャットシッターになろう!
気がつけば、2012年の大晦日、南里さんについて、シッティング現場に同行する私がいました。
動物が好きで、人が好き。
今振り返ってみると、すべての流れはここへと向っていたのかもしれません。
名前のきんたろは前述の南里さんにつけていただきました。
「あだ名のきん、大好きなKinKi Kidsのキン、そして舞妓さんの名前にあるような、あえておとこ名きんたろ。朗らかでドンと来い!的なイメージ」だそうです。
猫さんと暮らしているかた、キャットシッターを利用してどんどん外へお出かけください。
また、猫さんとの暮らしをあきらめていたかた、思い切って猫さんを迎えてみては?
キャットシッターきんたろ、猫さんのご縁をつないで、ここ軽井沢で人の輪を作っていきたいと思っています。
どうぞ、よろしくお願いいたします。
お読みいただき、ありがとうございました。
2013年4月吉日 キャットシッターきんたろ 岩波敦子